真寿会

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2023年11月

独立行政法人日本学生支援機構が発行する 「ソーシャルボンド」への投資について

社会福祉法人真寿会は、このたび、独立行政法人日本学生支援機構(以下、「同機構」という)が発行する

ソーシャルボンド(第71回日本学生支援債券、以下「本債券」という)へ投資を決定しましたので、お知らせします。

 

「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の

資金調達のために発行される債券のことであり、グリーンボンドとともに、ESG(1)投資の対象となります。

本債券は、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するソーシャルボンド原則に適合する旨、

世界的なESG評価機関であるムーディーズ・ジャパンからセカンド・パーティー・オピニオンを取得しており、

「ソーシャルボンド」として発行されます。

 

本債券の発行による調達資金は、同機構が担う奨学金事業の内、貸与奨学金の財源として活用されます。

奨学金事業は、日本国憲法第26条や教育基本法第4条に定められる「教育の機会均等」や、

国連の持続可能な開発目標(SDGs)(2)の内、

目標4「すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。」の達成に資する等、

我が国の教育面の課題解決に貢献します。

 

当法人は、本債券を始めとしたグリーンボンド・ソーシャルボンドへの投資を継続的に実施することで、

今後も社会的責任を果たして参ります。

 

(1)     ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。
「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと
(2)     持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる、
加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットのこと